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1日だけの連載第X回
文:私=たん
 
平成20年4月1日
 
 マイコンソフトは4月1日に「アーケード倶楽部」ブランドの立ち上げを開始した。
本ブランドは、主にアーケードゲーム基板の映像に関する装置の開発・販売を行うためのスペシャルブランド。第一弾として、XRGB-3のハードウェアをベースとしたアーケードゲーム基板に特化したアップスキャンコンバーターを開発する。

 
 
1.開発開始日 平成20年4月1日
2.製品名 XAC-1
3.製品ロゴ
4.主な特徴
■ハードウェア仕様
 本製品は1280x1024ドットのディスプレイ解像度に特化した映像出力を持つアップスキャンコンバーター。
アーケードゲーム基板の映像を1280x1024ドットのパソコン用ディスプレイに表示する。マイコンソフトでは、本製品の使用を、SXGA(1280x1024)ディスプレイでの使用を強く推奨する(その他のディスプレイでも表示は可能であるが、ディスプレイ側のスケーリングが働き、2倍ドット表示などが正しく行えない)。
 
●通常表示時
 スケーリングを抑制し、垂直2倍ドット表示に徹している。これにより、水平は1280(640x2相当)であるが、垂直方向は960(480x2)〜1024(512x2)まで の垂直ドットに対応し60Hz だけでなく50Hzに近い表示幅を持つアーケード基板の映像も表示可能としている(たとえばコ○ミ社のX○X○Xやセ○ブ開発基板、東亜プ○ン基板など)。
 スキャンコンバーター特有の画面の上下が欠けるという問題を極力抑制する。
 本表示では垂直のスケーリングを行わないため、ドット感がある。
 尚、選択によりスケーリングモードも使用可能である。

 また、画面のミラー+反転機能が用意されており、液晶ディスプレイをピボット表示した際の、「縦画面ゲームで、画面の上下左右が逆で困っちゃう」という、問題を解決できる。
 
●縦画面表示時
 本製品には、縦画面ゲーム用に、画面を90度または270度回転する機能を持つ。回転時は、画面上の1024(縦)x1280ドット中768(横)ドットを使用して、画面を表示する。本機能を使用すると、スケーリングを行うため、ドットの再現性は若干低下するが、ディスプレイを回転することなく、縦画面表示が可能となる(下図参考)。
 
●1280x1024ドットのディスプレイ解像度に特化する意味
 SXGA解像度は5:4で、正四角形に近いため、縦画面/横画面両方の表示に適しており、またドット数も余裕があり比較的2倍ドット表示に適していることから採用する。たとえば垂直のドットが480(240)ドットや512(256)ドットの映像を表示する場合は下図のようになる。
また、24kHzのゲーム機のドット表示にも適している。たとえば496x384ドットの場合下図のように画面中央に表示が可能となる。
31kHzのゲーム画面に関しても640x480ドットの2倍で表示が可能となる。
また、T○KK○N6などで使用される1280x768ドットなどのワイド画面に関しても、スケーリングすることなく、画面中央にそのまま表示できる。
なお、水平が1280ドット超える映像が入力された場合、たとえば1920x1080ドットなどの映像が表示された場合は、対応しない、または強制的にスケーリングして表示することになる(現在A/Dコンバーターの最大帯域幅は検討中である)。
 
●一般的な機能に関して
・パソコンの接続は考えられていないため、パソコン映像のパススルー出力機能は備えていない。このため、子画面表示機能などは無い。
・入力はRGB(21ピンと15ピン)のみとなり、ビデオやS、D入力は備えていない(リソース節約のため)。
・できるだけ多くのゲーム基板の映像のゆがみを是正するため、スーパーシンクセパレータを搭載する。
・USB端子を備えており、未知のゲーム基板や、未検証のゲーム基板にも対応する。
・付属品はACアダプターのみとなり、リモコン、ケーブル類は付属しない。
・主要ゲーム基板向けの画面サイズ(表示幅)を記憶・選択可能な表示幅バンク切り替えが可能(ユーザー設定可能)。
 
●供給方法
・主に通信販売や特定のショップでの販売となる。
・秋葉原や日本橋でのゲリラ販売も予定。
 
●コンセプト
あくまで、家庭の液晶ディスプレイでアーケードゲーム基板を楽しむためのサポート用の装置である。
 
5.製品イメージ
 
・・・最後まで本文を読んでくださりありがとうございました。
この製品は、エイプリルフール限定の製品であるので2008年4月1日23時59分をもって企画進行を終了いたします。
 
さて、突然のエイプリルフール企画でしたが、どうだったでしょうか?マイコンソフトでは社内にアーケード基板大好き人間が生息してます。もし、これを呼んでグッと来た方は、ぜひトップページのアンケートに要望を出してみてください。もしかすると・・・。