トップ > XPC-4 ニュースリリース トップページへ
 
平成20年12月12日
 
 マイコンソフト株式会社は、現在好評発売中の製品「XPC-4」に新たな機能を追加するファームウェアを公開いたしました。

 このファームウェア・アップデートを行うことで、XPC-4に簡易パターン・ジェネレーターモードや15KHz出力モード等が追加されます。また、過去にシャープ社から発売されていたパソコン、X68000シリーズにも対応いたします。(※1)

 簡易パターン・ジェネレーターモードは、フラッシュメモリの別バンク(領域)に書き込まれますので、従来のモードもそのままお使いいただくことができます。(※2)
※1 すべての画面モードに完全対応しているわけではありません。プログラムによって特殊な画面モードを作り出しているゲームなどの場合は対応できない場合があります。
※2 従来モードと簡易パターン・ジェネレーターモードは同時に使用することはできません。従来モードとの切替は再起動が必要となります。
 
1.ダウンロード開始日 平成20年12月12日
2.製品名 XPC-4
3.対象バージョン 全バージョン
4.主なバージョンアップ内容
追加1 簡易パターン・ジェネレーターモードを追加しました。
 ファームウェア・アップデート後にFPGAのバンクをB1に切替えて再起動することで、簡易パターン・ジェネレーターを利用可能になります。すべての出力(ビデオ、S、D(D1〜D5)、RGB(640×480ドット〜1920×1080ドット))で利用可能です。映像機器の簡易検査などにご利用いただけます。
 本体のボタンやリモコンから表示パターンを選択することができます。
 
追加2 15KHzを含む特殊な出力モードを追加しました。
 D端子映像と同じタイミングで、D-SUB端子からアナログRGB映像が出力可能になりました。このためD端子と同じタイミング、「15kHz(インターレス)」、「31kHz」、「33kHz(インターレス)」、「45kHz」、「67kHz」でRGB出力が可能です。主に業務用途での利用(解像度の低い特殊なモニターにパソコンの映像を表示したいなど)に利用できます。出力できる同期信号はH/Vのセパレート方式と複合同期を選択可能です。複合同期に関しては、水平同期周波数15kHzのみ動作を保証します。
 この表示モードはブラウン管モニターでの表示を主に想定しているので、液晶では正しく表示できなかったり、表示位置が著しくズレて調整しきれないことがあります。尚、本機能使用のDVI(デジタルRGB)で出力した際の表示に関しては動作保証できません。
 また、この機能を使用しているときは、D端子からのY/PB/PRでの映像出力や、パソコン映像のスルー出力は利用できません。なお、この状態で「追加1」のカラーバー表示も可能です。
 
追加3 X68000シリーズにも対応しました。
 過去にシャープ社から発売されていたパソコン、X68000シリーズにも対応いたします。一般的な画面モードには対応しますが、X68000は豊富な画面モードを持ち、さらにプログラムによって特殊な画面モードを作り出すことができるパソコンですので、特殊な画面モードを持つゲームなど、すべてに対応しているわけではありません。
 
 
5.製品情報URL
製品情報・ファームウェアロードダウンロードページ
http://www.micomsoft.co.jp/xpc-4_download.htm
 
6.この件に関するお問合せ先
マイコンソフト株式会社
電話番号:06-6203-2827
以上